風の詩(うた)

ジェジュンとAB6IXを中心にK-POPの音楽レビューを書いています。読書レビューは過去記事です。

  「真夜中のパン屋さん」大沼紀子 レビュー

2011年6月発行の作品で、結構売れましたが読めばそれがわかります。これぞ現代小説という感じがします。

読みやすいのはもちろん、道から外れているようにもみえますが、どれが本道なのかわからない今、また「みんな違って、みんないい」などといわれると本道という言葉すら意味がないように感じるので、こんなちょっとビター、でもほろっと温かい生き方がよく見えます。なかなか面白かったです。

10代にお勧めです。

 


2012-01-23 23:28