「坊っちゃん」夏目漱石 レビュー
そういえば 夏目漱石の「坊っちゃん」は、きちんと読んでいただろうか、結末はどんなだったかなと思い、手に取りました。
いやぁ、すっごく面白かったです!
愛すべきは、ぼっちゃんと清、そして山嵐。
松山の人びとが、田舎者と馬鹿にされていようが、ぼっちゃんを愛してやまない理由もわかるような気がしました。
清もしかり。
清は、ぼっちゃんの本質を見抜き、無償の愛情を注ぎ続けます。
家の三男坊がぼっちゃんと重なるので、私も清の境地に至らなければと思うのですが、親だとすごく難しいですよね(^^;)
尚、「坊っちゃん」は、朝日新聞の重松清さんと読む「百年読書会」7月の本で、皆さんの感想もとても面白いです。http://book.asahi.com/hyakunen/TKY200907080180.html
2009-07-10