風の詩(うた)

ジェジュンとAB6IXを中心にK-POPの音楽レビューを書いています。読書レビューは過去記事です。

「ゼロ時間へ」アガサ・クリスティー レビュー

ミステリーにははまると大変と思っている私ですが、アガサ・クリスティー、エラリー・クイーン、サラ・パレツキーなどは別枠で考えています。

 

昨年は忙しくて本屋さんに行く時間、余裕がなかったので、夫のお下がり本を読んでいたのですが、その大半がミステリーでした。

一旦読み始めるとやめられないのがミステリーですよね。

昨年1年でミステリー文庫、高さにして1メートル位は読んだんじゃないかと思います(@@)

 

その中で、はまってしまって さぁたいへん!と思ったのが松岡圭祐千里眼シリーズで、他に有栖川アリス、法月倫太郎なども結構読みました。

 

昨年、お下がり本以外で夢中で読んだのは、「風と共に去りぬ」ミッチェルと「赤毛のアンモンゴメリです。この2つ、全巻揃っているのを古本屋で偶然見つけたことを幸運と呼ばずになんといいましょう。必然だったと言っても過言ではないかもしれません。この2つは感想を書き出したら止まらないので、別の機会に書こうと思っています。


さて、タイトルの「ゼロの時間へ」ですが、読み始めてすぐに 以前読んだことがあると気づきました。でもそれがいつ頃だったのか全く思い出せないし、さらに結末も忘れていたので、ミステリーとしても充分楽しめました。

アガサ・クリスティーは、ミステリーの部分はもちろんですが、デティールがたまらなくいいですよね。今回は名探偵ポアロが出てこないのだけが残念でしたが、ここまで奥が深いと、ミステリーにははまりたくないなどと断言してはいけないと思いました。

 

2008-01-18