風の詩(うた)

ジェジュンとAB6IXを中心にK-POPの音楽レビューを書いています。読書レビューは過去記事です。

「六の宮の姫君」北村薫 レビュー

芥川龍之介の短編と同名の小説ということで読んだのですが、小説としてはあまり面白くなかったです。 それもそのはずこれは書誌学ミステリーという分野になるのだそうです。

書誌学ミステリー? つまりこの本の場合でいうと芥川が「六の宮の姫君」を書いた意図を推理してみせた本ということらしいです。

北村薫さんという方は本当によく勉強されている それはわかるけれど、小説に大事(私が思っている)な色香が全くないのが残念でした。