風の詩(うた)

ジェジュンとAB6IXを中心にK-POPの音楽レビューを書いています。読書レビューは過去記事です。

悪女(わる)主題歌「六等星」楽曲レビュー

 

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日テレ水曜ドラマ悪女(わる)〜働くのが悪いなんて誰が言った〜〜〜!? 主題歌『六等星』

歌: J-JUN with XIA(JUNSU)

作曲: 花房遊 作詞:Rouno

J-JUN(김재중)'六等星'Official MV - YouTube

※歌詞はお借りしました🙏色分けは緑=ジェジュン、ピンク=ジュンス、デュオ部分は青にしました。

きらり光る 星の美しさに
思わずそっと目を逸らしてしまった
きっと誰も悪くはないのでしょう          理不尽なこの世界 明けない夜

この透明なジェジュンの歌声に
おもわず懐かしさを覚えました。

"明けない夜"このフレーズは、ジェジュンならではの極上のシルクボイスですね。

そして何度も聴くうちに最初のこの部分だけでも
癒されている自分がいました。


続くジュンス
あの人みたいに生きれたらって
何度口にしただろう
ストリングスとともにジェジュンに寄り添うように
優しくそっと入ってきます。

誰にも見えない脆い六等星だったとしても
これが運命だ なんて言いたくないんだ

暗闇の中で 光れ 誰かを照らせるように
零れそうな 涙を堪えて わたしは生きてる

サビのデュオは、何も言うことがないくらい
完璧なハモリで、声質も揃えていると思うくらいです。自然に寄せ合っているそんな感じさえしました。

全体を通してベース、ドラム、弦、メロディーに添ったリズムと優しい音色でボーカルを生かすバックラインになっています。


2コーラス目はジュンスから
ふわりそよぐ 風が吹き抜けていく         未だ治らない傷跡を隠した

ここからのドラムとベースラインも
とても楽しいです。
耳を澄ませて聴いてみてください。

勝手に決めつける見えないルール
正しさだけじゃうまく 生きられない

"正しさだけじゃうまく 生きられない"
このフレーズは、何歳になっても可愛い
ジュンスらしさが出ていますよね。

そしてここ
声にならない声が叫んだ
このままじゃ終われないと

ジェジュンのミルクボイス、
本当にいいですよね。大好きです。
ジェジュンの声に惚れ直しちゃいますね。

2度目のサビは少し力強くなります。

誰にも奪えない思い無くしてしまわぬようにと
震えるこの手で強く握りしめた

暗闇の中で光れ 誰かを照らせるように
大丈夫そう言い聞かせて わたしは生きてる

ジェジュンは得意のしゃくれも出て
実にのびのびと歌っています。

そして大サビは、2人が入れ替わり歌うフレーズが多くなり、一層盛り上がります。

「らしさ」なんてどこにあるんだろう
今もわからないけど

誰にも見えない脆いこのわたしが誇れること
それは誰よりも痛みを知っていること

ここは2人のテクニック、
ジェジュンの艶も出ていますね。
本当に素敵です。


暗闇の中で輝く わたしが光になって

大丈夫 そう言い 聞かせて 
生きていく 

ここの短い間奏、大祐さん(加藤)らしい
アレンジ、音使いですよね。


生きていく

きらり光る星は遥か彼方
もうすぐこの夜が明ける

最後のフレーズの音の低さに驚きますが
流石、上手くハモっています。

耳にすっと馴染む覚えやすいメロディーと本音で語った言葉に勇気づけられ、そっと涙してしまうようなとても素敵な楽曲ですね。

元はソロ曲なので原曲を崩さないアレンジになっていますが、"六等星"のように目立たなくても、歌手2人の力量が充分に感じ取れます。

私が誇れることは"誰よりも痛みを知っていること"

"大丈夫 そう言い聞かせて生きていく"

"もうすぐこの夜が明ける"

最後の歌詞が心にじんと沁みました。

 

🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶

13日に音源が出て間もない時の感想です。2022.4/16.amebloに書いたレビューとほぼ同じものです。(yuh)