2020-04-18 「暁の旅人」吉村 昭 レビュー 読書の記録 幕末の長崎、オランダの医官ポンペから実証的な西洋医学を、日本人として初めて学んだ松本良順。幕府の西洋医学所頭取を務め、新撰組の屯所の改築を勧め、会津藩で戦傷者の治療を指南、さらに榎本武揚に蝦夷行きを誘われる。 幕末、維新の波にもまれながらも、信念を貫いた医家の話です。 幕末、明治維新は、日本史の中でもっともワクワクします。ゆえに興味深かったし、読み物としてもとても面白かったです。 2011-10-26