AB6IX "Nothing without you"レビュー
Wanna Oneの末っ子メンバーだったイ・デフィがラストコンサートでファンへの思いを綴り自ら美しいメロディーに乗せて歌った曲をAB6IXの3人のボーカルラインで完成させました。
「僕はただ君だけを見つめる向日葵、毎日君が逃げてしまわないように願うだけです」
「君はどんな気持ちなの 僕を残して遠く離れていくのですか」
「君の光はもう見つけましたか 僕はもう君を手放しますね」
「I can't that 絶対にそんなこと出来ない! 砂が目に入っても絶対に離れないでいて!」
「一緒に行くという約束忘れたの? 忘れてもいいよ。また聞いてみるよ。」
「一緒にいきませんか」
デフィの歌でもセリフでもないような泣きながら絞り出した思い、この部分を見事にメロディーに乗せています。
デフィは早口で意外にさらっと歌うのですが、気持ちは伝わってきます。
君(ファン)がいなかったら僕は何者でもない。
君が道を照らしてくれて僕をステージで輝かせてくれる。
ファンは思っている以上にスターに愛されているのですね。
この曲はボーカルに聴き惚れてしまうので、中々バックの音まで耳に入ってきませんが、1コーラス目はほぼピアノだけで中盤からは8ビートのゆっくりとしたドラムとわずかなストリングス、コーラスだけでとてもシンプルです。
使われている和音(コード)も和音進行もオーソドックスで、間奏で聞き手のイメージする場面が広がるように盛り上げています。
こういう作りは最近のKPOPには少ないので逆に新鮮な感じがします。
これは大衆にも「愛されるバラードとして残っていくかもしれない」そんな期待も抱かせてくれる1曲です。
- 和訳付きをお借りしました
- 感動のWanna Oneのラストステージ(原曲・和約付)
- 音源
イデフィ(19歳リードvo.)
チョンウン(22歳メインvo)
キムドンヒョン(21歳サブvo.)
1st.フルアルバム「6IXENSE」2019.10.7.
作詞■イデフィ
作曲■イデフィ, BoomBastic
編曲■BoomBastic
歌手◾️AB6IX(イデフィ、チョンウン、キムドンヒョン)