「羊と鋼の森」 宮下奈都レビュー
2016年本屋大賞 受賞作です。
本屋大賞受賞の前に王様のブランチで取り上げられ
作者の宮下奈都さんも出てらしてその素朴なお人柄にも惹かれました。
ピアノの調律師さんのお話で舞台なんと北海道。
とても身近な話だしカバーの絵も素敵だし新しい本を手にしてワクワクしながら読み始めました。
ところが舞台の北海道の地方の町 う〜ん 札幌以外で調律師さんが3人もいる大きな楽器店あるかなと妙な所に引っかかってしまいました。
そこには目を瞑ってピアノに住む羊のことを考えるとなにやらいい感じで物語がすーと入っていきました。
ファンタジーですよね。とても良質な大人のためのファンタジー 素敵なお話しでした。
映画もとても良かったです。小説の外村君よりだいぶイケメンだと思いますが山﨑賢人君が素朴な青年を見事に演じていました。(2016.12.13)