徳川幕府の圧力とともに攻めてくる薩摩軍、薩摩に吸収されながら、明に対しては独立国家の体面をたもとうとする誇り高き琉球人。
老いも若きも皆が琉球国再建を願い、対馬、台湾を含めた南海王国建設への夢に向かって動き出す。
かつて確かにこのような国があったのだ。
ワクワクするしロマンを感じますよね。
でも今は尖閣諸島周辺できな臭い問題が持ちあがっているのでこの歴史ロマンも吹っ飛ばされそうで残念です。
尖閣問題が持ち上がる前から琉球王国に興味があったので、今年この本を読んだのは偶然で少し驚いています。(2013年7月29日 !