「日韓 悲劇の深層」呉 善花・西尾 幹二レビュー
第二次安倍内閣が発足した直後に安倍総理大臣が韓国で朴槿恵大統領に話しかけ無視されたということがありましたが、その直後に出た本です。
このタイムリーさって流石ですね。しかも知りたかったことがこれでもかというほど書かれてありました。
日本人としては辛いものがありますが、韓国人にとっては普通に常識的なことが書かれてあるのだと思うとこのどうしようもない事実の前に虚しさを感じました。
帯から拾います。「(韓国が)未来を向きましょう、という意味は「韓国は正しい」「日本は間違っている」ということを日本が理解すること、それ以外には話し合いもへったくれもないのです」
「とにかく謝って謝って、日本人は一生すごすべきなのだと思っているのです」
対談形式の本ですがサクサク読めました。
上を読み 韓国併合について知りたくなり次の本も読みました。
「韓国併合への道 完全版」呉 善花
こちらはかなり難しくて何度も読み返したのにあまり理解できたとは言えません。
今まで伝え聞いていたこととの違いが多かったからだと思います。
こういうことは事実が知りたいです。
でもどのような政策でもある人は善政で、ある人は悪政だと言います。
それでも「よその国を併合した」という事実の前に何も言えなくなるのが、何も知らない日本人です。
それを言えるのが併合の実態を知っている韓国人だと思うのですが、事実はかなり歪曲されて伝わっているのだろうとは思っています。
(2017.1.3.)