「村上海賊の娘 上」和田竜 レビュー
2014年、売れて大変話題になり本屋大賞も受賞した歴史小説です。
かなり期待して読んだのですが、どういうわけか中々読み進められず大変困惑しました。
読む前から評判がいいという情報があったので、こんなこと(=読めない)はあるはずがないと思い頑張ってみたのですが、やはり読み進めることが出来ませんでした。
その後半年もの間他の本も読む気にならず、私を読書から離れさせたという意味で思い出に残る本となりました。
何がダメだったかというと、まずヒロインである海賊の娘 景(きょう)の粗野振りに共感できる部分が無く、主人公 景を好きになれませんでした。
それに加えて、海賊ですから戦いの場面が多いのですが、それもカッコよく感じなくて5ページも読まずに眠ってしまい、翌日3ページ戻って読む の繰り返しでは1ケ月たっても上巻の半分も読めませんでした。
どこかでスイッチが入って面白くなると期待しましたが、上巻を読み終えてもこの本の面白さがわかりませんでした。
下巻も買いましたが、なんと1ページも読まずに本棚で眠っています。
いつか、再挑戦したいと思っていますが当分なさそうです。
因みに村上水軍をゼミで研究していた次男もこの本は途中で投げ出しています。
どなたか、この本の面白さを教えてください🙏(2015.4.5)