2020-04-17から1日間の記事一覧
直木賞作家 道尾秀介さんの2009年「このミステリーがすごい!」作家別投票第1位の100万部突破のベストセラー作品です。 疑問符がつく場面も多いのですが主人公が小学生ということもあってか読みやすかったです。ということは道尾マジックにかかってしまった…
それは高倉健主演映画の原作だと思い込み、読み始めたら映画のシーンになりそうな場面が満載で映画を作るために書いたような作品だと思いました。ところがそれは間違いで、なんと映画が先で映画を元に書いた小説だということで、納得しました。ようするにノ…
宮尾登美子さんの作品は「櫂(かい)」「蔵」「きのね」「天翔院篤姫」等 どの作品も好きで、憧れの方ですが、高知県出身で和服の似合う素敵なおばさまという以外には何も知りませんでした。 このエッセイを読み宮尾さんの壮絶な半生を知り大変驚いています。…
この小説で不覚にも泣いてしまいました。岡田将生さんと榮倉奈々さん主演で映画化もされた作品です。 あらすじ永島杏平は、高校3年生の頃に親友の山木が学校内の人気者である松井からネットいじめの被害に遭った末、自殺してしまうという過去を持つ。杏平は…
前作「桐島 部活やめるってよ」がすごく好きで朝井ファンになり、次に出たこの作品で直木賞を受賞したのでかなり期待して読んだのですが、私的には疑問符がついた作品になりました。 何に対しての疑問符かというと、この平凡な作品になにゆえに直木賞かとい…
これは大阪城主豊臣家の話ではあるけれど歴史小説ではありません。ミステリーぽいですがミステリーというよりはエンターテーメントですね。 とにかく面白かった。100%ありえない話もこんなお話だと楽しいです。映像も浮かんだのでネットをくぐってきたら…
この作品は読書家の谷原章介さんが昨年(2013年)一番良かった作品に挙げていた。そもそも新刊はめったに買わないのに早く読みたくてネットで注文したら翌日には届き、読む前から期待が高まっていました。 でも実は、残念なことにあまり感動できなかったのでよ…
木皿 泉は、1952年生まれの和泉務(いずみつとむ)と57年生まれの妻鹿年季子(めがときこ)による夫婦脚本家のペンネームです。本作は初めての小説だそうです。 はじめて手掛けたテレビドラマ「すいか」が向田邦子賞やギャラクシー賞テレビ部門優秀賞受賞さ…
東京にまつわる4編からなる短編集。いずれも地方から東京へ出てきた女性の東京(人)への憧れと、虚栄心とコンプレックスを描いた作品です。 私は北海道で生まれ北海道から出たことがないのですが、この女性たちに共感することはほとんどありません。私が物…
このベストセラー本に、この春ようやく巡り会えました。 最初は、青豆さんと天吾君という名前からしてヘンテコな人たちに好意が持てそうになく、「ノルウェーの森」にも結構な性描写が出てきますがこれはそれ以上に思われ、その必要性があるのか疑問(エロ小…
「ブルクミュラー」は、ピアノを習ったことがある人にとって最も印象に残る教本ではないかと思うのですがいかがてしょうか。バイエルの方が印象深いですか。いやいやツェルニーだよとおっしゃる方もいますか。 もちろんブルクミュラーに入る前にピアノを止め…
とても興味深かったです。 いかに糖質、炭水化物の虜になっていたかがわかり、炭水化物はなるべく減らしていきたいと思いました。甘いものにどう打ち勝つかも課題ですよね。 中々手強いと思います!!(2014.5.10)
<内容紹介> 「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」をモットーとする作家・林真理子。中学時代はいじめられっ子、その後もずっと怠け者だった自分が、なぜ強い野心を持つ人間になったのか。全敗した就職試…