「世界から猫が消えたなら」川村元気 レビュー

 

佐藤健　宮崎あおいさんで映画化もされ本はミリオンヒット近くまでいったかと思います。秋元康さんやSEKAIOWARI NO OWARIのFukaseさんにも絶賛された小説ですね。そういえば美容室でシャンプーを担当してくれていた新人君が母の日にこの本をプレゼントしたと話してくれました。

それでも尚　あまり期待はしていなかった（あまりにもヒットしたので）けれども思っていたよりずっと内容があり面白く読みました。

でも一つ　男性の母親への思いの深さは女性には理解できないくらい凄いのですね。家の息子たちもそうなのかな。みんなマザコンに思えてしまうくらいです。その最も感動するであろう母親が出てくる場面あたりから面白さが半減してしまったのが残念でした。これは女性目線だからでしょうか。(2017.1.3)

<画像お借りしました>