風の詩(うた)

ジェジュンとAB6IXを中心にK-POPの音楽レビューを書いています。読書レビューは過去記事です。

「日本細末端真実紀行」椎名 誠レビュー

 

椎名 誠さんの職業って何でしょう? 国内のみならず世界のあちこち(マイナーな地域がばかり)を旅してその紀行文を書く人、過去には一人息子の岳君のことを面白おかしく書いた小説というよりはエッセイがすごく売れたこともありますね。

椎名誠といえば私の中では冒険家というよりは面白いことばかり書くエッセイストです。同じようにピアニストの山下洋輔さんも我が家(夫ともども)では超面白いエッセイを書く人として崇めています。

ゆえに椎名さんと山下さんのエッセイはどのようなものも迷わず買い求めてきました。この本もそんな中の1冊です。

かなりお若い頃のエッセイで、文庫本の初版が昭和61年となっているから昭和50年年代のお話でしょう。

バブル前の今から思うと信じられないくらいのん気な時代の話なので今読むと単純に笑えない部分もありました。

いつもこんな笑い話ができるって、ものすごく平和で幸せなことだったんだと痛感させれらました。(2012.9.17)