風の詩(うた)

ジェジュンとAB6IXを中心にK-POPの音楽レビューを書いています。読書レビューは過去記事です。

「ハリー・ポッターと死の秘宝」J.Kローリング レビュー

言うまでもなくこの夏(2008年)に出たハリーポッター最終巻です。
またしても上、下2巻セット 3800円は高い!
あまりにも高いので、すぐに買うのほ躊躇したのだけど、やはり新刊を買ってしまいました。

ハリーポッターは、我が家にとって家族で楽しめる数少ない娯楽なので、1週間ほど食費を抑えても仕方ないと思ったのでした。

 

さて、7作目となる最終巻は、我々を夢中にさせた1,2巻からちょい中だるみ気味の中ほど(家の夫婦だけかな?)も全てリンクされており、読み応えは充分でした。久々にかなり面白かったです。

 

ただ、一緒に映画(現在放映されているのは1~5まで)も観ていないと、よほど読み込まない限り、仕掛けや登場人物の多さも相まって、面白さも半減するだろうと思いました。

 

ハリーポッターを語るとき、映画を観ているかいないかは案外重要かもしれません。

逆にいうと、映画を観ていない人は1,2巻だけ読めば充分だと感じると思うのです。

本に関しては、残念なことにファンタジーや児童文学者の評判もあまり芳しいものはなく、せいぜい「ハリーポッターをきっかけにファンタジーを沢山読んでほしい」にとどまっています。

 

家の次男がハリーにはまったのは、ハリーが出版された時、彼はハリーと同じ10歳で、幸いにしてこの本を読みこなすことができたからです。

7歳だった三男は読みこなすことはできなかったし、中学生になっていた長男は部活や勉強に忙しかったからか、ファンタジー、しかも10歳の主人公の物語には興味もわかなかったようで、映画を勧めても行くとは言いませんでした。なので家族共通の趣味とはいっても長男は含まれていません、

 

映画の第5作目を観た次男は、非常に大事な箇所が削られていて、かなり不満を持っているようです。


私は、毎回、成長したハリー、ロン、ハーマイオニーを観られるだけでも充分楽しんでいます。英国の学生寮の様子や冬景色などは、日本に住んでいると想像できないですものね。

ハリーポッターシリーズがロングランヒットとなっているのは、映画の力もかなりありそうですね。



 

2008-08-30