「人びとのかたち」塩野七生 レビュー
この本は塩野さんが愛する映画の中の人びとについて書かれた本です。
塩野七生さんは私の憧れの人ですが、なかなか近づくことができません。
映画についても、これほど深く感じることができる方は多くはいないでしょうね。
男性とは全く違った見方をされるところに共感を覚えるのは確かですが、この本を読み塩野さんに半歩でも近づけたかといえば、ますます遠ざかる塩野さんの背中がちらっと見えたくらいにか感じませんでした。
映画の中で繰り広げられる「人びとのかたち」
映画って観る人によって本当に様々ですね。
DVDの手軽さを考えると、これからの私達にとって、映画は読書すると同じくらい身近なものになりますよね。
楽しみが増えることには大賛成です。
2007-12-30